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トレビア~~~ン💕

ベネチアン
 人造昆虫カブトボーグV×Vよりベネチアンです。
 なぜ唐突に彼女のイラストを描いたのかというと、1月に予約注文したベネチアンのアクスタが無事届いたのでその記念です。いわゆる「使い捨てヒロイン」の1人である彼女ですが(笑)、カブトボーグではダントツで好きなキャラ。このビジュアルにCV:宍戸留美、主役回の脚本担当が浦沢義雄(!?)とくれば勝ち確に決まってるでしょうそうでしょう!!(力説)
 ちなみにアクスタのラインナップはベネチアンの他にメイン4人(ノーマル&10年後ver)とビッグバン、ボーガーX、中華三兄弟が用意されていましたが…後者二つを欲しがるファンがいるのか!?まぁこのアニメのファンなら一定数いるかぁ…(謎の納得)
 このように女性キャラの個別グッズがベネチアンのみという点を見ても彼女の特異さが伝わると思います。とはいえ偽ルイズとかケンの妹あたりは需要あると思うんですよねぇ…今後の展開に期待ですね(笑)

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 アクスタ一つだけ買うのもなんだからと送料無料ラインに届くようにいくつかポチったものがこちら。
 全15種あるブラインド缶バッジは、ベネチアンの絵柄目当てでワンチャン引けたら嬉しいな、という淡い期待を掛けて3つ買ったのですが、まさかのリュウセイさん2つ被り。もう1つは幻の4人目の仲間・マンソンが出るという、何とも反応に困る引きになりました(笑)
 通販でブラインドものを買うのはやはり無謀ですね…

瀬戸口廉也氏インタビュー・雑感メモ

 先日アニプレックスのイベント内で『ヒラヒラヒヒル』の出演声優さんによるトークショーがあったのですが、どうしても予定が合わずリアルタイム配信で見ることが出来なかったので、後でアーカイブで確認しよう…と思っている内にそちらも非公開になってしまいました(泣)。声優さん方のトークももちろん聞きたかったですし、何よりシナリオライターである瀬戸口廉也氏によるコメントが読み上げられたとのことで、それだけでも確認したかったなと。何せ瀬戸口氏は自分から作品について語る事はめったにせず、Xでもちょっとした日常や仕事の告知以外の事を殆ど話さない寡黙な方ですので、トークショーに寄せられたコメントの内容がどんなものだったのか、ファンとしては絶対に知っておきたい事柄だった訳です。
 貴重な機会を逃してしまった…と悔しく思っていたその数日後、突然上がってきたのがこちらのインタビュー記事です。いやはやビックリしました。確かにご本人がXで「僕もいつかヒラヒラヒヒルについて何か言える機会があればいいな」とこぼしていたのは目にしていたのですが、まさかこんなに早く実現するとは思わず。さりげない氏の呟きを見逃さなかった(笑)ライターさんにはただただ感謝です。

 以下、記事の文章の引用をしつつ『ヒラヒラヒヒル』と瀬戸口氏の過去作に関するあらゆるネタバレを含む所感をつらつらとメモ。

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たゆみ。 [PCフリゲ]

 作業用BGMのネタ探しに見ていたこちらの動画でピックアップされていた(動画内03:13~)のが気になってプレイしてみたゲーム。穏やかでどこか寂し気なピアノの旋律が印象的なBGMが妙に耳に残ったのと、紹介されたスクショ画像だけではどんなゲームなのか全く想像がつかず、興味を引かれました。

 実際やってみてもなかなか説明がしづらい内容です。ゲームブック風ADV+パラメータ管理シミュレーション、数学をモチーフにしたメタゲー…と言えば伝わりますでしょうか。白い部屋で一人閉じこもる少女・たゆみちゃんを外の世界に引っ張り出すのが目的。
 最初こそ適当に選択肢を選んでいても何とかなりますが、Lv.3以降はある程度メモ取りや戦略を考えないとあっという間にゲージが減ってBADEND行き。最終的には運頼みの部分もあるので漫然とプレイしていてはクリア出来ない程度には難しいゲームです。

 本作における最重要キーワードは「ゼロ除算」
 数学の世界において、「0で割る」というのはいわゆる禁止行為となっています。(※参考動画→【ゆっくり解説】なぜ0で割ることができないのか?数学の不思議
 作中でたゆみちゃんがオリジナルの記号を定義しゼロ除算を可能にしようと試みますが、ナレーションや悪魔さんに総ツッコミを入れられ断念せざるを得なくなります。たゆみちゃんが閉じ込められている世界というのは、数学上での定義に縛られたプログラムの世界…つまり”このゲームそのもの”なのです。
 そしてひとたび存在を認めてしまえば、計算者の意志によってとり得る値を自在に操作出来てしまう「ゼロ除算」は、言うなれば「自由」の象徴。たゆみちゃんはその「自由」を求めて不自由なゲームの世界から外へと旅立っていった…というお話だったと私は解釈しました。
 ラストステージ直前のたゆみちゃんの一転攻勢っぷりが熱いんですよ!最初は弱弱しく頼りなげだった女の子が、強くたくましく成長する姿には確かなカタルシスがありました。

 クリア後に出力される「あとがき」がまた良かったんです。
 作者は実はそれほど数学や論理に精通していない(謙遜かもしれませんが)けども、それらへの憧れが高じて作られたゲームなんだと。その気持ちが痛いほどよくわかる(笑)。私も学生時代は数学が大嫌いで、進路選択も文系一択でしたので…数学の奥深さ、面白さに気づいたのは勉強から解放された大人になってからでした。あの頃、もっと真剣に勉強していたら、今とは違う世界が見えていたかもしれない…そんな風に口惜しく思う事もあるのです。

 作者様のHPにお邪魔してみたところ、PC用フリーゲーム以外にも非電源のボードゲーム製作も行っている方だという事がわかりました。その中で一番面白そうだと思ったのが、商業作品である一人用カードゲームゴリティア… 同人版紹介ページの「友達は要りません」の文言が強すぎる。対戦ゲーム嫌いの私には救いのあり過ぎるテキストだ(笑)

チャージマン研! [TVアニメ]

チャージマン研
 本日を以てアニメ『チャージマン研!』(以下『チャー研』)が放送から50周年を迎えたそうです。私は4年ほど前にニコ動のプレ限配信を機に全話視聴(しかも2周)し、ファンアートを拵えてしまう程度には『チャー研』の事を気に入ってしまったという、嘘みたいな本当の話(笑)。
 低予算故の突き抜けた低クオリティっぷりが一周回って逆に面白がられてしまう、いわゆるネタアニメの類で、ニコ動で皆のツッコミコメントを流しながら見る分にはものすごく楽しめました。OPED含めて5分しかない尺で起承転結を盛り込む為に毎話の如く超展開の連続、かと思えば間を持て余して露骨な尺稼ぎに走ったり、BGMはあっても効果音がなかったり、画面端に度々謎の陰毛が映り込んでくる(!?)などなど、まっとうに作られたアニメでは決して味わえないエキセントリックな視聴体験は、それまでのアニメに対する常識や価値観を容赦なくぶち壊してくれます(

 一番好きなキャラはロボットのバリカン。この頃のアニメだとバリカンのようなキャラクターは(話を動かすために)ひたすら周囲にトラブルを振りまく迷惑な役どころにされがちだと思うんですが、実際は研の足を引っ張るどころかバリカンがいなければ助からなかった場面もあるくらい、アシスト役として欠かせない有能ロボになっちゃってます。基本はドジなお調子者のマスコットとして描かれてるんですけどね。トボけた喋り方がまた可愛いんですよ~ほんと大好きなキャラです💕
バリカンと旧友 そういう訳で『チャー研』で一番のお気に入りエピソードは当然「バリカンの旧友が尋ねて来た」になります。
 この話も何から何までツッコミどころ満載で…そもそもバリカンの出自自体、全話通して何一つとして説明されないんです。「どこの誰に作られたのか」「どういう仕組みで動いているのか」「いつから研の家に住み始めたのか」…その他一切のことはわかりません!!!(丸投げ)

 何はともあれ、半世紀も前に作られたアニメが世代を超えて愛され続けているのはひとえに偉業といって差し支えないのではないでしょうか。せっかくの50周年記念、もっと盛大にやろうZE!毎日ドゥンドゥンやろうじゃねぇか!はいだらー!!(???)

ぼのぼの [アニメ映画]

 『ぼのぼの』は最初のTVアニメ(95年版)をCSでよく見ていて、そちらは可愛い動物たちが織り成すドタバタコメディの面が強く、わかりやすく子供向けのアニメだなという印象が強いものでした。しかし、その後に読んでみた原作漫画はあまりにもノリが違って困惑した覚えがあります。アニメ版ほどはっちゃけたギャグは少なく、4コマ形式で淡々と綴られる動物たちの日常を通して、「生きるとは何か?」といった哲学的テーマが見えてくる。どちらかと言えば間違いなく大人向けの漫画でありました。
 映画『ぼのぼの』は監督・脚本・絵コンテ、果ては声優まで原作者が務めており、TVアニメではオミットされた原作の雰囲気・世界観を完璧に映像化しています。作画だけでなく演出やテンポ感も含め、「原作がそのままアニメになってる」と思わせてくれる作品と言うのはそれほど多くありません。私がこの映画を知ったのは今月からの配信サービス解禁がきっかけでしたが、漫画原作の忠実な映像化のお手本のような作品として、もっと世間に周知・評価されるべきだと思いましたね。
 
 以下、ネタバレありの感想。

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【Archive】カースブラッド/梶山浩 [漫画]

 『カースブラッド』は、2017年にコミックRYUにて連載されていた梶山浩先生の最新作…にして、未完の遺作となってしまったダーク・ファンタジー漫画です。
 氏が亡くなってから2年経ってから読むと言うのも、今更感があるのは自覚していますが、最近になって氏の仕事を改めて追いたいという欲が出てきてしまって、ついに手を出すこととなりました。

 本作の魅力はやはり丹念に描き込まれた緻密な作画。異世界を舞台にする作品は昨今急激に増えましたが、画だけでここまで重厚な世界観を演出できる作家は今となっては希少だったのではないでしょうか。
 シャイニングシリーズ好きならお馴染みの半身半馬の一族も登場します…が、なんと脚が6本生えてます。おそらくギリシア語での6(ヘキサ)+セントール(半人半馬)=「ヘクトール」という創作。そこは普通に4本脚ケンタウロスにしても問題ないだろうに、あえて一捻り入れてくる所に、既存のファンタジーのお約束をただなぞるだけの作品にはしないぞ…という梶山先生の強い拘りを感じました。主人公・ソロモンの刺青を自在に操る能力も、攻撃や防御に使うだけでなく背中に羽根を生やして空を飛んだりと、多彩に応用が利く設定になってるのが面白いと思いましたね。
 敵役の女導士・マルカの妖艶さと部下にも容赦のない残忍さには終始ゾクゾクさせられっぱなし…彼女はいかにも梶山先生が好みそうなキャラクターで、マルカパートはめちゃくちゃ楽しんで描いてただろうなぁ~と想像してニッコリしてしまう(キショ
 
 …しかし、この1巻では物語の導入の導入を見せられただけ…はっきり言って、「何も始まらないまま」終わってしまった感があります。世界観のディティール表現への拘りには凄まじい熱量を感じるもの、肝心のお話が一向に動いていかないいのが非常にもどかしく…正直、このペースで先生の構想を全て描き切るまでに読者、もとい編集部が根気強く待ってくれたかどうかは疑問です。
 せめてキョウコが着替える所まで見たかったですね…まさかパジャマのまま終わるなんて…

 私が今作で最も興味を惹かれたのは、キョウコがソロモンとどう関係を深めていくのか、その1点でした。氏の作風的に、単純な恋愛関係に落とすことは絶対にしなかったとは思うんですよ。つくづくこの物語の続きを未来永劫読めない事が、ただただ残念でなりません…

改稿:2024.8.21

【Archive】ハーフリング萌えのすゝめ!

 1月から放映中の新作アニメ『異種族レビュアーズ』、まんまとハマっております。
 異世界ファンタジー×風俗嬢という目の付け所が非常にマニアック…というか、この内容でどうして地上波で放送できると思った!?的なとんでもないエロエロアニメです。あまりにエロすぎて台詞と画面が規制の嵐で(笑)、これなら素直に成人向けアニメとして出せば良かったのでは?と思わなくもありませんが、異世界ファンタジーにおけるシモ事情考察は純粋に興味深いですし、ギャグアニメとしても相当にクオリティが高いです。
 特にOPとEDの突き抜けた馬鹿ソングっぷりが最高(笑)フルサイズも無駄に手が込んでるのでぜひ聞いてください。笑えます。
カンチャル♀ハーフリングズ お気に入りのキャラはハーフリングのカンチャル君です。ボイスが可愛いんですよぉ。ハーフリングって獣人なのかと思ってググってみたらドワーフとかグラスランナーの仲間…つまり小人族の一種なんですね。そうすると髪のケモ耳っぽいパーツは一体何なのか、謎は深まるばかりですが、まぁ可愛ければ別に何でもいいかぁ!?(思考停止
 3話の女体化回は最の高でしたネ。チャル美もギャンカワだし相手サキュ嬢のピルティアちゃんもマロ眉かわゆし!ハーフリングはイタズラ好きだからSっ気が強いという設定もGOODです。

 両性具有の金髪天使クリムヴェールきゅんも好きなので、カンチャルとナニを比べっこしてる絵も描いてみました。

 ※R-18閲覧注意

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【Archive】さよならを教えて[あそBD版]

 『さよならを教えて』は、2001年にCRAFTWORKから発売された18禁ノベルゲームです。
 私が遊んだのはBD-PG版で、今ではDL販売もされているそう。オリジナル版とは一部CGや演出がちょっと違っているようですが、シナリオ内容自体に変更はないようです。

 以下、ネタバレを含む感想。

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【Archive】こなたよりかなたまで[iOS版]

 『こなたよりかなたまで』は、2003年にF&Cから発売された18禁ノベルゲームです。
 今回私がプレイしたのはiOS版…つまりHシーンを削除した全年齢版になります。
 昔エロゲーにドハマりしていた頃からずっと気になっていた作品だったのですが、当時は中古でもプレミアがつく価格で手が出せなかったんですよね。最近になってF&CのゲームがiPhoneで遊べることを知って、ラインナップの中にこれが入ってたのを見つけて即購入しちゃいました。スマホでノベルゲーやるのは初めてでしたが、寝っ転がりながら出来るのは素晴らしいですね(ぇ

 この『こなたよりかなたまで』(以下『こなかな』)、いわゆるシナリオゲー、もとい泣きゲーとしての評価が高い一作なのですが、主人公・遥彼方の在り方については賛否両論真っ二つでした。単なるプレイヤーの分身の枠に収まらず我を強く出すタイプの主人公にはありがちな話ではありますが、それにしても彼方君については極端な評価がされているなぁと思っていました。
 正直な話、『こなかな』では自分が彼方君を好きになれるかどうか、という点に最も興味があったことは事実です。

 結論から言えば…私は最後まで彼方君を受け入れることが出来ませんでした。
 以下、ネタバレを含む感想。相当にネガティブな内容になってます、注意。

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【Archive】お師匠様と僕 [PC同人(18禁)]

お師僕
 同人サークル「さくらぷりん」様が制作した18禁おねショタRPGです。
 ちょうど今おねショタが自分の中でアツい(笑)のもありましたし、同人エロゲーって意外と手を出したことがなかったので、いい機会かなと。

 エロ有RPGには昔から非常にロマンを感じているのですが、RPGというシステム自体がエロと相性が良くないと言うか、上手く両立させるのは難しいジャンルですよね。商業エロゲーだとまずエロやシナリオどうこう以前にRPGとしてちゃんと遊べるゲームを作れるメーカーが限られておりますし(苦笑)、その上でHシーンの実用性を求めるとなると…やはり厳しい。そこをシステムのクオリティ面で厳しく追及されにくい同人ゲーならば上手くやれるのでは、という期待もありました。

 以下、ネタバレを含む感想です。

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プロフィール

明日から本気出す
HN:ぷにょにょん(仮)
レトロゲームをネタに妄想を滾らせることを生き甲斐にする拗らせオタク。二度とは戻らぬあの頃に思いを馳せては感傷に耽っている

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