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イーハトーヴォ賛歌

 いやはや、驚きました。
 「みんなで決めるゲーム音楽」スレやまとめを追ってる人たちにはお馴染み、あの”謎の常連”こと『イーハトーヴォ物語』が、こんな形で復刻されるとは!!

 知らない人向けに軽く解説しますと、2ch(現5ch)にてゲーム音楽の人気投票を行うスレがあるのですが、そこでこの『イーハトーヴォ物語』のオープニングテーマが毎回ランキング上位に食い込んでいるんです。にも関わらず、肝心のゲーム内容を知ってる人がほとんどいないことで”謎の常連”呼ばわりされている…という。まぁ、正直あまり良い通名ではありませんね(苦笑)
 まぁゲームの知名度こそ低いもののBGMのクオリティは確かに素晴らしく、ゲームを差し置いてサウンドトラックだけは何度も再販されるほどの人気ぶりだったりします。どうせならゲームも一緒に復刻すればいいのに…と常々思っていたのが、ついに実現したんですね。これでもう”謎”呼ばわりされずに済みますね!!やったぜ。

 私は以前ニコニコ動画でこれのプレイ動画を見たのですが、一昔前のフリーゲームではよく見られた「戦闘のないRPG」そのもので、こういうものが商業ラインで既に作られていたことにまず驚きました。宮沢賢治の作品をベースに作られた世界観やシナリオは地味ながらよく出来ていて、音楽の良さとあいまって雰囲気ゲーとしては非常に魅力的な作品だと思いましたね。
 なので今回の復刻は即買い…と行きたかったんですが、抱き合わせの他のゲーム3本(競馬、将棋、麻雀)が全て自分の興味外ジャンルなのが正直つらい。というか何故このラインナップで1本にまとめてしまったのか、コレガワラカナイ

 この手の商品は売り場からすぐ消えてしまいがちなので、なるべく早く決断をしたいとは思います… 

メガドラミニの思い出

ファルフレ
 今日でメガドラミニ発売から5周年!めでたい!という事で、自分がメガドラミニでプレイしたゲームの感想をこの機会にまとめようと思い立ちました。当時(2021年頃)遊んでいた時の記録が残っていないかネット上やHDDを探し回りましたがなかったので(ぉい 薄れかけた記憶を必死に思い起こしながら書いてきます。長いのでお暇な方だけどうぞ。

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アツいぜ!GaMetal

 youtubeを巡回してたらドチャクソかっこいいゲーム音楽のメタルアレンジ演奏をやってるアーティストを見つけて大興奮。しかしチャンネル登録数や再生数を見る限り、おそらく界隈では超有名どころなのでしょう…自分のアンテナの低さを痛感しました(いつもの)
 最初に開いた動画がシルバーサーファーだったので一番に引用しましたが、FC音源の限界を突破した超絶クオリティの原曲の凄みを見事に再現しきった名アレンジではないでしょうか!?
 比較用に原曲の動画も貼っておきます。

 信じられるか?拡張音源なしの実機(NES)でこのBGMが流れるんだぜ…

 以下、色々と聞き漁って個人的に気に入った曲をひたすら羅列してます。お暇な方だけお付き合いくださいませ。

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英語の勉強を始めました。

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 はい、嘘です(何

 おさわり探偵以来久々にNDSのゲームソフトを購入しました(駿河屋さんいつもありがとうございます←)
 もちろん英語の勉強をする為に買った訳ではありません。このソフトに収録されているBGMがお目当てです。いったいどんな曲かというと…こちらです。

 作曲者は『エスカトス』や『まもるクンは呪われてしまった!』等で有名な安井洋介氏。当然、このBGMもSTG系ジャンルのゲームに使われている…と思いきや、収録されているのは上記写真の『NEW英単語ターゲット1900DS』で間違いありません。何で???(当然の疑問)

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ときめき英雄伝説

 Xで流れてきたこのイベントの告知を見た時、私が真っ先に探した名前があります。
 それは清川望役・笹木綾子さんの名前。
 見ての通り参加キャストにはばっちり彼女の名前が載っており、私にとっては笹木綾子さんが今もご健在である事が何より嬉しい朗報となりました。
 
 一般・成人向け問わず美少女ゲーム大好きな私ではありますが、実はときめきメモリアルは一切プレイした事がありません。
 にも関わらず、私が清川望というヒロインにだけ注目する理由は、他ならぬ彼女の声をPCE版・ドラスレ英雄伝説Ⅱのアトラス王子と同じ笹木綾子さんが演じているからです。
 私がアトラス王子に惚れた理由の8割はPCE版で追加されたボイスのお陰にあると言っても過言ではなく、この素晴らしい声の主が他にどんなキャラを演じていたのか、調べて知ったのがこの清川望というヒロインでした。

 ”超高校級のスイマー”がダ〇ガンロ〇パ以前に存在してたのにも驚きましたが(笑)「毎朝50kmのマラソンをこなしてから学校に通う」というトンデモ設定には思わず爆笑。体力オバケってレベルじゃねーぞ!!故に性格も男勝りで、喋り方も男の子のアトラス王子よりずっと男らしい(笑)
 しかし好感度を上げて仲良くなっていく内に女の子らしい一面も見えてきて、恋愛にはまっすぐで一途、健気に主人公に尽くそうとする姿が非常に愛おしい、そんな魅力のあるヒロインとなっております。

 …というのをプレイ動画を探して確認している内に清川さんの事がすっかり気に入ってしまい(笑)、彼女のキャラソン聞きたさにときメモのCDを購入するまでに至りました(ドツボ)。笹木綾子さん、演技だけでなく歌もお上手で、「あぁ、この声をもっと色んな作品で聴きたかったなぁ…」とつくづく思ったものです。英伝・ときメモ以外にも出演作品はあるのですがどれも端役で、メイン級を演じてるのはその2作しかないのですね。

清川さんとアトラスたん

 このような中の人ネタでラクガキ描く程度にはこの2キャラに狂っています(ぉ
 私は英伝からときメモに入りましたが当時は逆もあったりしたんですかね?清川さん(=笹木さん)好きが高じて英伝Ⅱに興味持ったという方、もしいたらぜひご連絡ください(???)
 
 いっそのこと私も初代ときメモを実プレイして清川さんを攻略しに行った方がいいんでしょうね。タダ見の動画で知った気になるのは良くない…良くないよ?(震え声)
 ともかくだいぶ話題が逸れましたが、笹木綾子さんの元気なお姿をイベント後のレポートなどでまた目に掛けられたら嬉しいなぁと思っています。さすがに会場までは行かないですよ(笑)

 あぁ…そういえば10年以上前、藤崎詩織の中の人のライブは生で見た事ありました。
 レトロゲーム音楽縛りなフェス形式のライブだったので、歌ったのは2曲ほどでしたが、一部のファンによるコールとオタ芸(?)の熱が凄くて圧倒された記憶が…そうか、あれが会場一色になるのか…(戦々恐々)

 以下の追記では自分の備忘録用に公式アカによる清川さん関連のポストをまとめてあります。
 本編から抜粋したイベント映像などもアップされているので、清川さんの声をじっくり堪能しよう!!


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偉大なる冒険者たちへ

追悼遺作絵・仕上げ 4月からしばらくお絵描きから遠ざかっていたのですが、久しぶりにペンタブを引っ張り出し描き上げました。自分の描く絵には何の意味も価値もない…10年以上掛けて悟った現実に著しくモチベーションを削られていたにも関わらず、どうしても描かずにはいられませんでした。

 玉木美孝先生の訃報に接し、何もせずに黙って耐えられるほど、私の心は強くなかったのです…

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チーターマンよ永遠に


 ニコニコ動画から巻き起こった空前のチーターマンブームから早15年。もはやあの頃の狂乱はすっかり忘れ去られ、元凶の動画ではひたすらアポロに語り掛けるコメントで埋め尽くされるばかりのこの令和の時代に、何とYOUTUBEで作曲者ご本人によるチーターマンBGMのRemixが突如投下されました。
 以下、概要欄に書かれた氏のコメントを一部抜粋。()内和訳はGoogle翻訳ママです。



A Tribute to my fans. Thank you for making me infamous. I will always be proud to be part of video game history.
(ファンへのトリビュート。 私を悪名高くしてくれてありがとう。 私はビデオゲームの歴史の一部であることを常に誇りに思います。)




 …まさに悪名は無名に勝ると言ったところでしょうか(笑)。
 開発側としてはガチの黒歴史としてその存在を葬り去りたくて仕方なかったように記憶していたのですが、どこかで心境の変化があったのかなぁと思ったり。
 なんにせよ、かつてチーターマンに(色々な意味で)のめり込んでいた人間としては非常に嬉しいサプライズ。原曲はもちろん当時必死で収集したアレンジ曲群は今でも作業用BGMの常連として愛聴し続けています。多分人生で一番聴いてるゲーム音楽がコレになってしまうんじゃないかなと思うくらい。おそらくこのアレンジもアホほど聴き倒すこととなるでしょう。もはや人生の伴侶と言っても過言ではないですね。…それでいいのか?(自問自答)

 備忘録として追記におすすめのアレンジ曲をひたすら貼り付けていきます。
 君も今からチーターマンの虜になってみないか???(嫌です…)

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【Archive】レトロゲーム探究記④

 このシリーズも随分と久しぶりですね。まさかの4年ぶり…
 今回は故・梶山浩先生が昔出していた同人誌について。前回の記事でも氏の本についての話題がメインでしたので、今回「も」と言った方が正しいですかね(笑) まぁ、いつものようにダラダラと語っていきたいと思います。

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【Archive】ゴーストトリック[iOS版]

 『ゴーストトリック』は2010年にカプコンから発売されたニンテンドーDSのミステリアドベンチャーです。ついったを眺めていたらこれのiOS版が販売されている事を知り即購入した次第です。逆転裁判シリーズのメインライターである巧舟氏が関わっていることもあり前から気になっていたゲームではあったんですよね。
 ちなみに逆転裁判はGBA版の3作をプレイ済みです。当時は滅茶苦茶ハマってましたねぇー。そもそもGBAを購入した目的が「逆裁(とマザー3)遊びたかったから」だったりもして、自分にとっては印象深いゲームの一つではあるんです。ただ4で主人公交代に失敗し成歩堂君がアレな事になってしまったと知った時にそのまま離れてしまいましたね…まぁ、GBA3部作で十分満足出来たので無理にシリーズを追う事もないのかなと。

 閑話休題。以下、ネタバレを含む感想になります。

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【Archive】ワールド・デストラクション[NDS]

WD10周年
 今年の9月25日に『ワールド・デストラクション』は発売から10周年を迎えます。世間の評価こそ振るわなかったものの、私にとっては非常に思い出深いゲームの一つです。作品としての出来の良さと、個人的な好き嫌いは必ずしも一致しない…要は、「面白かったけど嫌い」「つまらなかったけど好き」という一見相反した感情が両立するケースに初めて遭遇したのが『ワールド・デストラクション』だったんですね。世間の渋い評価にはある程度納得しつつ、それでも私はこのゲームが大好きなんだと(苦笑)。

 そういう風に思えたのは、ひとえにゲームより前に発表されたアニメ版と漫画版の存在のお陰なんだと思います。どちらも原作ゲームとはストーリーどころかキャラの性格や設定まで異なるパラレルワールドのような展開になっていながら、その事が結果的に「足りない」原作に対する「肉付け」となっているのが面白いんですよ。それは発売前に原作の内容をネタバレするわけには行かないから…と苦肉の策で行ったメディアミックスであるのでしょうが、実際は原作ゲーム・アニメ版・漫画版全てに目を通すことで、ようやく『ワールド・デストラクション』という作品の全容が見えてくる、そういう構成になっているのです。ゲームだけプレイして「???」となってしまった人は、ぜひアニメと漫画をチェックしてみる事をお勧めしたいですね。

 ひたすら原作を再現することだけが是とされがちなメディアミックスにおいて、「そうではないもの」の存在意義に気づかせてもらえたのは、私の中でとても大きな発見でした。
 同じお話を媒体を変えて何度も繰り返すより、別テーマを用いて多角的に作品を見せていく方がずっと面白いじゃないですか?それが受け手にとって「是」であっても「非」であっても、得るものは多いのではないかと思います。

 以下はゲームをクリアした直後(2011年頃)に書き殴ったネタバレ感想の再掲。
 上記の考えに至るまでの過程がうっすらと伺えるかと思います。
 いずれアニメ版と漫画版についてもがっつり語りたいですねー。

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プロフィール

明日から本気出す
HN:ぷにょにょん(仮)
レトロゲームをネタに妄想を滾らせることを生き甲斐にする拗らせオタク。二度とは戻らぬあの頃に思いを馳せては感傷に耽っている

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