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【Archive】レトロゲーム探究記③

 ご無沙汰しておりましたこのシリーズ、まだ続いてますのでご安心を(知らんがな

 ・HALF QUARTER BOOK TWO / 梶山準備会
 ・SUGOBEN WORKS / 梶山準備会
 ・ドラマCD ドラゴンマスターシルク2 「勝手気ままが得意技」

 今回の仕入れ品は梶山先生の同人誌2冊とPC版シルク2の特典ドラマCD。
 『HALF QUARTER BOOK TWO』がシャイニングフォース外伝FC、シャイニング・ウィズダム、ドラゴンマスターシルク2の原画集になってます。外伝FCはロクに資料が見つからないので登場人物全員の絵が載っているだけでもありがたいです。カラーがあればなお良かったですが(無茶振り)贅沢は言えませんね。ハウエルてんてー可愛いよハウエルてんてー。
 ウィズダムは確か単体でも同人誌出してたような気がするんですが、こちらにもかなりの量のイラストが収録されていてラッキーでした。見たことのない絵もいくつかあり興奮しっぱなし。あぁ、やっぱりウィズダム好きだなぁ…
 ドラゴンマスターシルク2は全くの未プレイ。原画を見る限り見たことのないシーンばかりだったので、SS版のシルクはPC版1の内容のみでのリメイクだったんだなぁと今更理解(笑)。原作PC版2作、復刻再販してくれたらいくらでも金出して買いたいぐらいですが…まぁ現実的に考えて無理でしょうな(遠い目) 2については某所でイベントシーンのみ抜粋した動画がうpされていたのを発見したので、時間があるときにチェックしておこうと思ってます。
 『SUGOBEN WORKS』はタイトルの通りすごべんちゃーのラフ・原画集。こちらには梶山氏自身のコメントが多く載っており大変興味深く読めました。梶山氏はすごべんちゃーではキャラデ・原画のみでの参加で、企画・ゲームデザインレベルでの関与は出来なかったそうです。クライアントから求められる絵と自分が良いと思う絵のギャップに苦しんだといったようなお話があり、プロのクリエイターならではの苦悩が文面から伝わってきました。
 すごべんちゃーには梶山氏以外の絵師が描いたCGも入っているのですが、はっきり言ってクオリティの差がありすぎて正直萎えた記憶があります(苦笑) ご本人にとっては納得の行く仕事ではなかったのかもしれませんが、すごべんちゃーでの梶山氏の絵も私は大好きですし、とても素晴らしいものだと感じてます。
 主人公のシルクが介在しない、プレイヤー自身と精霊竜達(+深月)との恋愛要素をメインに作られたすごべんちゃーは確かに本編の方向性とは異なるものです。しかしそれでもキャラクターの魅力を損なうことなく、逆に新たな一面を見せてくれた本作もまた、私にとっては本編と同等に評価できるものだと思ってます。
 すごべんちゃーについてはまた改めて個別にがっつり語りたいですね。

 最後にPC版シルク2の特典ドラマCD。
 なんとキャストがキ以外SS版とはまるで違います。なのでどんなもんかと戦々恐々としながら聴いたんですが…こっちの面々でも全然違和感ないですね!それどころか、シルク(CV:桜井智)とルリ(CV:丹下桜)のあまりの可愛らしさには思わず悶絶しましたよ…!(萌死) 
 SS版の和歌奈シルクの男前っぷりも捨てがたいですが、桜井ボイスでのボーイッシュな演技、これがものすごい萌えるんですよ。丹下ボイスのルリちゃんに至っては説明不要ですよね?(笑)
 ドラマ内容については実にシルク一行らしいというか、アオの色ボケ暴走っぷりにアカが突っかかる黄金パターンから始まり、そこに挟まるキのド天然ぷりとシルク&ルリの萌えっぷりに転がりつつ、もう楽しくて楽しくて仕方なかったです。もっと長い時間聞いていたかった…
 ちなみにドラマパート以外にはシルク役の桜井智が歌うイメージソングが収録されておりまして、これがもう清々しいほどに原作を踏襲してません(笑)。もしシルクが現代の普通の女子高生だったら…みたいなifソングでもなく、歌詞の中に申し訳程度に「ドラゴン」とか「ファンタジー」が入ってるだけの、ただのアイドルソング。でもこれが結構イイ曲で、何気にリピートして聞いてます。この時代のアイドルポップスって割と嫌いじゃないです。

 そんな感じで今回もイイ買い物できました。また次回。

プロフィール

明日から本気出す
HN:ぷにょにょん(仮)
レトロゲームをネタに妄想を滾らせることを生き甲斐にする拗らせオタク。二度とは戻らぬあの頃に思いを馳せては感傷に耽っている

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