頭をよぎったのは、5年前の夏の記憶。梶山浩先生の訃報を知った時の絶望。
あぁ、またなのか。あの時のショックからも全然立ち直れていないのに、追い討ちをかけるような、今回の報。
玉木先生がSNSに上げていたイラストや漫画は、過去のそれらと比べても全く遜色なく、むしろ更に洗練されたモノになっていて、ただただ尊敬の目で見ていました。
FEDAを遊んでくれたファンの為に、と続編漫画の製作をツイートされていて、私はプレイした事が無いにもかかわらず、その完成をずっと楽しみに待っていました。今年になってツイートが止まっていたのも、本業が忙しくて顔を出してる暇がないのだろうと思っていました。
旧シャイニングシリーズについては、リメイクや続編を望むのをもうとっくにやめているのですが、こうして当時のメインクリエイターが次々に世を去り、万に一つでもあったかもしれない”可能性”を完全にゼロにされてしまうと、やはり、どうしても、胸が苦しくなってしまって…
自分の好きだったコンテンツが、二度とそのままの形で蘇る事が無い。
リバイバルした所で別物にされる以外の選択肢がない。
この閉塞感、喪失感を、どうすれば消すことが出来るんでしょうか?
昔好きだったものなんて忘れて、今の新しいものに夢中になれればそれが一番幸せなんでしょう。
だけど、私はそれが出来ない。
一度心底好きになったものを、ずっと好きでいて、好きである事を発信し続けたいんです。
それが誰にも届かない、共感されないものだとしても、です。
…話が大分逸れてしまいました。
ともかく、玉木先生の死は、梶山先生の時と同様、永遠に引き摺っていくことになると思います。ただただ残念で、悲しく、寂しいです。
同時に、改めて玉木先生が為した仕事へのリスペクトと感謝の気持ちを形にしたいと思いました。それがこのイラストです。大好きなゲームの、大好きな絵、大好きなキャラ。彼らに出会えて、本当に良かった。

このラクガキにいいねを押してくれたこと、ずっと忘れません。ありがとうございました。
どうか安らかに…R.I.P