2ntブログ

月次報告[2025年1月分]

 新規記事更新のまとめ・やることリストの進捗状況・一記事を作るほどでもない話題など、自分の備忘録を兼ねて月末に雑記を書く事にしました。特にゲームの感想記事などは、プレイ中に逐一所感を書き留めておかないといざ感想をまとめようと思った時には細かい内容を忘れている(痴呆)事が多いので、ここで少しずつでも放出していった方がいいなと思いました笑
 本当ならリアルタイムでどんどん更新していけたらいいんですけどね…

【1月更新記事】
  [イラスト]
  [イラスト(R-18)]※閲覧注意
  [ゲーム雑話]
 [雑記]
  

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2024総括

2024振り返り
 さて、激動の2024年があっという間に終わってしまいました。今年は長らくほったらかしていたblogを仕切り直し、心機一転して記事の充実を図ろうと考えていた矢先に、FC2blogの非情なる行い(笑)によってこちらへの移転を余儀なくされ、それからは殆ど過去記事の復旧&リライト作業に追われるばかりでしたね。新規イラストも月に1~2枚描くのが精いっぱいで、もっと時間の使い方を考えないとダメだなと反省しきりです。
 やることリストの消化に至っては惨憺たる有様で、もう全然ゲーム遊べてないのがバレバレ(笑)。なのにSteamでセールがある度に良さそうなのをどんどん買ってしまうので積みゲーが増えるばかりで…結果、短時間でクリア出来るフリゲに逃げて消化数を稼ぐ姑息な手段に走っているのがよくわかりますね。とはいえ今年はそっち方面で大収穫があったので悪くはなかったのですが!
 来年はプレイするゲームの優先度を明確に決めようかと思います。まずラスダン攻略途中で止まっている『セレクション 選ばれし者』を続編の2共々コンプリート、その次はいよいよ『空の軌跡』を始めようかと考えてます。まさかシリーズ完結より前に初代のフルリメイクが来るとは思わず、旧作版をプレイするならこのタイミングが最後のチャンスかなと…最低限FCだけでもクリア出来るように頑張りたいですね。プレイ中感想メモもどこかには残しておきたい…

 もう一つ、猛省しなければならないことがあります。過去ログ含め、最近自分がblogを書こうとするトリガーが「推しジャンル関係者の訃報」からになりつつあるのが、どうにも良くない。私は別にここを追悼の場にしたい訳じゃないんです。関係者の誰かが亡くなった時ぐらいしか話題に出ない、出せないなんてあまりに酷過ぎますよ。そんなこととは関係なくガンガン推しを語っていかなきゃダメなんです。とにかく描いて、書いて、自分の好きを形にして先んじて残しておかなければならないと、改めて心に誓う大晦日なのであります。

 それではここからは今年触れた作品の中で特に気に入ったものについての感想コメントを備忘録代わりにつらつらと書き連ねていこうと思います。お暇な方だけ続きをどうぞ。

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たゆみ。 [PCフリゲ]

 作業用BGMのネタ探しに見ていたこちらの動画でピックアップされていた(動画内03:13~)のが気になってプレイしてみたゲーム。穏やかでどこか寂し気なピアノの旋律が印象的なBGMが妙に耳に残ったのと、紹介されたスクショ画像だけではどんなゲームなのか全く想像がつかず、興味を引かれました。

 実際やってみてもなかなか説明がしづらい内容です。ゲームブック風ADV+パラメータ管理シミュレーション、数学をモチーフにしたメタゲー…と言えば伝わりますでしょうか。白い部屋で一人閉じこもる少女・たゆみちゃんを外の世界に引っ張り出すのが目的。
 最初こそ適当に選択肢を選んでいても何とかなりますが、Lv.3以降はある程度メモ取りや戦略を考えないとあっという間にゲージが減ってBADEND行き。最終的には運頼みの部分もあるので漫然とプレイしていてはクリア出来ない程度には難しいゲームです。

 本作における最重要キーワードは「ゼロ除算」
 数学の世界において、「0で割る」というのはいわゆる禁止行為となっています。(※参考動画→【ゆっくり解説】なぜ0で割ることができないのか?数学の不思議
 作中でたゆみちゃんがオリジナルの記号を定義しゼロ除算を可能にしようと試みますが、ナレーションや悪魔さんに総ツッコミを入れられ断念せざるを得なくなります。たゆみちゃんが閉じ込められている世界というのは、数学上での定義に縛られたプログラムの世界…つまり”このゲームそのもの”なのです。
 そしてひとたび存在を認めてしまえば、計算者の意志によってとり得る値を自在に操作出来てしまう「ゼロ除算」は、言うなれば「自由」の象徴。たゆみちゃんはその「自由」を求めて不自由なゲームの世界から外へと旅立っていった…というお話だったと私は解釈しました。
 ラストステージ直前のたゆみちゃんの一転攻勢っぷりが熱いんですよ!最初は弱弱しく頼りなげだった女の子が、強くたくましく成長する姿には確かなカタルシスがありました。

 クリア後に出力される「あとがき」がまた良かったんです。
 作者は実はそれほど数学や論理に精通していない(謙遜かもしれませんが)けども、それらへの憧れが高じて作られたゲームなんだと。その気持ちが痛いほどよくわかる(笑)。私も学生時代は数学が大嫌いで、進路選択も文系一択でしたので…数学の奥深さ、面白さに気づいたのは勉強から解放された大人になってからでした。あの頃、もっと真剣に勉強していたら、今とは違う世界が見えていたかもしれない…そんな風に口惜しく思う事もあるのです。

 作者様のHPにお邪魔してみたところ、PC用フリーゲーム以外にも非電源のボードゲーム製作も行っている方だという事がわかりました。その中で一番面白そうだと思ったのが、商業作品である一人用カードゲームゴリティア… 同人版紹介ページの「友達は要りません」の文言が強すぎる。対戦ゲーム嫌いの私には救いのあり過ぎるテキストだ(笑)

プロフィール

明日から本気出す
HN:ぷにょにょん(仮)
レトロゲームをネタに妄想を滾らせることを生き甲斐にする拗らせオタク。二度とは戻らぬあの頃に思いを馳せては感傷に耽っている

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